防音室ができるまで(その3,相見積と防音ドア編)

防音
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前回の記事で防音工事をする上での業者選定についてを書きました。今日はその過程でもらった見積もりと防音ドアについて詳しく書いていきたいと思います。この記事を見ると相見積の重要性(なぜ値段に差が出るのか)と防音ドアの選び方についてがわかります。

①相見積で大きな価格差の原因は何?  

なぜ同じ防音工事なのに280~800万円度大きな差が出るのでしょうか。
それは見積もりに入れている防音ドアの種類によるものです。
防音室では基本的にドアを2枚使います。ドアの間に空気の層を設けることで防音能力を高めています。そのため採用する防音ドアの金額が見積額に大きな差をもたらいします。

7社の見積もり

E社とF社は明らかに高いので、除外するとして300万円前後が相場とわかります。
例えばB社とG社では70万円の差があります。
見積もりの明細を確認すると大きく差がつくのは防音ドアの差によるものと確認できました。

B社:木製の防音ドア      1枚16万円 ×2枚=32万
G社:スチール製の防音ドア   1枚43.5万円 ×2枚=87万


木製かスチール製かで55万円も差がでます。びっくりするような金額ですね。
見積もりをとったら防音ドアの種類は必ず確認してください。

②防音ドアの種類と選び方  

私が見積をとった時の各防音ドアの金額と防音性能です。

ドアの見積もり

D-〇〇の数値が大きい方が性能が上です。木製とスチールは同じD-35でも性能が全然違います。特に低音を遮音する能力が違います。ドラムならおすすめはスチールです。
予算の都合もあると思いますので、そこはお財布と相談してください。
私もここは悩みまして業者さんと相談したところ、スチールと木製を1枚ずつでも良いと言われました。実際にそういうお宅もあるそうです。
ホームシアターなら木製という選択肢もありだと思います。

値段の差的にD-30とD-40ならD-40だと考えました。この先数十年使用する部屋で、8万をケチって後から後悔したくなかったのです。木製 vs スチール(D-40)で結局スチール(D-40)の最上級コースを選択しました。
20年使うと考えると差額55万として 55万/20年=2.5万/年 つまり約2千円/月
と月割りして考えたら安いと考えました。
開口部のドアや窓は一番音が漏れるところですのでこだわりました。

ちなみに私は窓は設けませんでした防音ドアに窓付きのものもあります。
プロジェクターでホームシアターをやりたかったので暗室にしたかったのです。
また隣の家と距離も近かったので、音の漏れる箇所を減らしたかったからです。

それに丸1日部屋いるわけでもないし、いいかなと思って窓無しにしました。今のところ不都合は感じていません。電気を消したら完全な闇&無音の世界ですので、目をつむるとすぐに寝られますw。

外の世界を感じたい方は部屋に窓をつけたり、防音ドア自体に窓がついているタイプあるのでそれを選ぶと良いと思います。

③こんなドアの配置方法もあります  

ドアの配置にも工夫がされています。防音室ではよく使われる構造でドアを斜めに配置しています。記事の最初に書きましたが、空気の層は大きいほうが防音性能が高いためです。

斜めドア

平行面が一部なくなるため、部屋の形がきれいな長方形でなくなります。こうすることで定在波といわれる不快な残響を低減できます(オーディオ的要素)。
定在波は平行面で音が往復することで発生すると言われています。

壁で反射した音が衝突
斜めになっているため衝突しない

実際の音の経路はかなり複雑なので、こんなに簡単ではありませんが。。。
ちなみに我が家の斜めドアの部分はこんな感じになっています。奥側に行くにつれてフローリングが広がっています。
幅が9cm→22cmまで広がっておりました。13cmだけ空間が広がっています。

斜め部分を大きくしすぎると部屋が狭くなるので注意してください。私は現場で大工さんと実際の位置を確認しながら決めました。ドアの厚みも約9cmありドア枠もあるため、その分も狭くなります。
あとドアはめちゃくちゃ重いです(数十kg)。女性や子供は体重をかけないと開かないと思います。指を挟むと怪我は必須なので気をつけてください。木製のドアなら問題なく開けられます。

ドアは指定をしなければペンキ塗りっぱなしです。なので木目のカッティングシートを貼ってもらいっています。見た目は普通のドアです。
他の部屋のドア色と近い木目にしましたが、ここぐらいは遊んでも良いポイントだと思います。

防音ドア(色無し)
防音ドア(カッティングシート)

以上、今回は見積もりと防音ドアについてでした。

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