ドラマーならツインペダル(orツーバス)に憧れる人は多いですよね。
しかし、問題は左足です。利き足じゃないし、普段はハイハットの開閉が主業務なので足の使い方に慣れておらず、踏む力も弱くなりがちです。
しかもツインペダルの場合、連結シャフトで力の伝達ロスが起きるため左ペダルがどうしても踏みにくくなります。
そのため、右足と同じような感覚で使いこなせないという方が多いと思います。
私ももれなくそういう状態だったのですが、PearlのDS-300A(Z-link)と同型のシャフトに変えてから左ペダルの踏み心地がかなり良くなりました。
このシャフトはジョイント部分が特殊な構造をしています。
この記事ではこのツインペダル用シャフトのレビューをしていきます。
ちなみにこのシャフトの機構はもともとTRICK社が開発したものです。
本家TRICKのシャフトはcanopusが代理店となって販売しています。
canopusは楽天に出店していないので、AmazonかYahooショッピングが安いです。
Pearlはこの構造を借りている形になります(TRICKは特許を取っているため)。
TRICKのオリジナルシャフト(RETROFIT DRIVE SHAFT)の方が安いので私はこちらを使用しています。
No1:DW用
No2:Pearl、TAMA、YAMAHA、Gibraltar、Mapex、Ludwig、SONOR
2種類のシャフトがあるため、ほぼ全てのペダルに取り付け可能です。
RETROFIT DRIVE SHAFTの外観
シャフトにはPATENT Noの刻印があります。
次は肝心のジョイント部分です。
まずノーマルシャフトとの比較するとジョイント部分がかなりごついのがわかります。
ジョイント部分がリング状になっており、その外周部分にベアリングがついている回転部分があります。
Pearlのシャフトと違う点
Pearlのシャフトとの違いですが長さが違います。
シャフトの全長
Pearl DS-300A:37cm
TRICK :41cm
どちらもジョイント部を伸ばしていない状態での長さです。
TRICKのほうが約4cm長いです。
シャフトスリーブがおおよそ4cmくらい、シャフトに収納される部分が5mmくらいの差になります。
もともと使っていたPearlのP-2052CのシャフトスリーブにTRICKのシャフトを入れて使用していますが写真のように若干はみ出ます。
片側を奥まで収納すると反対側が少しはみ出てしまいます。最短長さでは使用しないので影響なしです。
もう一つの違いはネジの色です。TRICKの方はネジが焼入れされた黒いネジになっています。
ジョイント部分は同じ構造なので違いはこれくらいです。なのでコストを考えるとTRICKのほうがお得になります。
使ってみたレビュー
踏んでみてびっくり。なんて左足が楽に踏めるんでしょう!というのが最初の感想でした。左足に羽が生えたような感覚でした!!ノーマルシャフトでこれだけ力の伝達ロスが出ていたんだなと驚きました。
ただでさえ左足は苦手+左ペダルの伝達ロス→力んで踏む→うまく踏めない&持続して踏めない→上達しない
という負の連鎖が起きていたことに気が付きました。不慣れな人ほどこのペダルを使うことで変な癖がつきにくいです。初心者のうちに変な癖がつくと修正が大変です。
なるべくロスを減らすには下記2点も重要です。
①ペダル同士がなるべく並行になるようにする
②ペダルのシャフトを伸ばしすぎない
左右のペダルに角度をつけ過ぎたり、シャフトを伸ばしすぎるとこれも左ペダルの伝達ロスになってしまいます。ツインペダルじゃなくてツーバスであればシャフトがないので、ひたすら左足を鍛えるのみです。
しかし、ツーバスは左右バスドラのチューニングを揃えたり運搬だったりとデメリットも多いのが難点です。
まとめ→早く上達したいなら最初から使うほうが良い!!
TRICK RETROFIT DRIVE SHAFTとPearl DS-300A Z-linkはこんな人におすすめです。
・ツインペダルで左足がうまく使えない
・左右の音量差が気になる
工具もそうですが、いい道具を使うと仕上げもよくなりますし、不足する技術を道具の良さがカバーしてくれます。デメリットとしては通常のシャフトの3倍くらいすることです。
プロクラスになればどんなペダルだろうとうまくできますが、不慣れな人ほどいい道具を使うほうが上達が早いです。
安いシングルペダルを買えるくらいの値段ですが、ペダルを買い替えても使い続けられるアイテムなのでコスパは良いです。
私もずっと使い続けているお気に入りアイテムです。
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