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新築で壁掛けテレビをするなら空配管と下地補強(賃貸や後からでも可能)

壁掛けテレビ オーディオ・シアター
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皆さんは壁掛けテレビに憧れたことはないでしょうか。私も家を建てたときに絶対やりたいと思っていたことの一つです。

・どんな準備が必要なの?
・壁掛け金具のおすすめは?
・賃貸や後からでもできるの?
・デメリットは?

といった疑問があると思います。

私も壁掛けテレビをするにはどんな準備が必要なのか、工務店にどういったことを伝えればよいのかわかりませんでした。新築時に壁掛けテレビを3箇所に設置しました。使い始めて4年経過して地震を何度も経験していますが問題なく使用できています。

この記事では壁掛けテレビで必要な空配管(配線)や下地補強について解説しています。

賃貸や後からだとできないのでは?と思われがちですが、後からする場合や賃貸の場合でも壁掛けテレビにする方法はあります。
→後から壁掛けにする方法(クリックorタップで飛びます)

この記事を読めば壁掛けテレビに必要な準備が全てわかります。

・空配管や下地補強の注意点
・壁掛け金具の選び方(失敗談あり)

・賃貸や後からでも壁掛けテレビにする方法

実際にテレビを壁掛けにしてみると、以下のメリットがありました。

・配線が見えない
・見た目がおしゃれ
・地震で転倒しない

・からまった配線にほこりがたまらない
デメリットは以下になります。
・配線をうまく隠すために計画が必要
・テレビの配置が簡単に変えられない
・テレビ台を設置しないと収納がない
壁掛けテレビ

特に良かったのがケーブルが見えないことです。ケーブルが見えないことで生活感がなくなります。

後から施工する場合は専門業者にやってもらうのが一番安全です。不慣れな人が施工すると落下の危険性があるからです。

おしゃれさを一段とアップさせるならエコカラットがおすすめです。壁掛けテレビと一緒にエコカラットをつける人もとても多いです。私もエコカラットをつけましたが、見た目がおしゃれな上に脱臭効果もありとても満足しています。

下地補強をしよう

これはプロジェクターを天吊りした記事でも書きましたが、テレビを壁掛けするなら必須事項です。テレビ用の壁掛け金具をビスで壁に止める必要があります。

通常の壁は石膏ボードという石膏を固めたものでできています。これは脆いためビスを打っても重いものをぶら下げると抜けてしまうため危険です(大型テレビだと20kg以上ある)。

そのため壁掛け金具を取り付ける部分は石膏ボードではなくコンパネ(合板)を使用します。

下地補強
下地補強

この写真のように一部だけ木の板が貼り付けます。

ハウスメーカーに事前に頼んでおけばやってもらえます。ここならビスが効くので壁掛け金具が取り付けれられます。

①壁掛け金具の取り付け

将来大型テレビへ買い替えることも想定して大きめを選んでおくことをオススメします。私は65インチまで対応している壁掛け金具を使用しました。


安くて作りも良かったので追加購入して3台ともこれで壁掛けをしています。

55インチ(18kg)をかけていますが、全くグラつくことなく安定しています。

壁掛け金具

後悔ポイント

このタイプの金具はテレビと壁の隙間が10cm程度しかないため、後から配線がしにくいです。

もう一度買い直すならテレビを手前に引き出せるタイプを選びます。これなら手前にテレビを引き出して配線できるので、後から配線を変えたりしやすいです。


上下・左右に角度を付けたい場合は対応の金具を選びましょう。

②コンセントをつける

壁掛け金具付近には忘れずにコンセントもつけておきましょう。コンセントがテレビに隠れるように位置を考えておきましょう(※これ重要)。

壁掛けテレビコンセント
コンセント

レコーダーやチューナーがある方は多めにしておくと良いです。

私はテレビだけでしたので以下の仕様のコンセントにしました。

・コンセント2個
・LAN&Wifi
・テレビアンテナのコネクター

このLANケーブル差込口が便利で、なんとWi-fiのアクセスポイントにもなっています。

これのおかげで我が家はwifiルータを設置せずにすんでいます。

最近はレコーダーやテレビもネット環境があると便利に使えるので各部屋に一つつけておくと便利だと思います。

空配管or壁に穴をあけてもらう~壁の中に配線準備~

テレビとブルーレイレコーダー、AVアンプ、PS4、switch等を接続する方も多いと思います。

そんなときに空配管をしておくと見ためがスッキリ見えます。空配管についてはこちらの記事を御覧ください。

空配管模式図
壁掛けテレビを横から見た図

こんな風に壁の中にケーブルを通せるのでケーブルが見えません。壁掛け金具をつける前後の写真です。

テレビに関しては上下の距離が短いので空配管は入れずに穴だけ通じるようにしてもらっています。

空配管
before
空配管
after

壁の穴からグレーの電線がでていますが、これは後からHDMIケーブルを通せるように入れてもらっています(もちろん通電はしていません)。

上の穴から出ている電線は壁の中を通って下の穴からも出ています。電線の片方に通したいケーブル(HDMI等)をテープでぐるぐる巻きにして、もう片方から電線を引っ張るとケーブルを通すことができます。

私はPS4に接続するようにLANケーブルとHDMIケーブルを通しています。
ケーブルがからまない&ほこりがつかないので掃除の手間がないのもメリットです。

ケーブルが絡まった所はほこりがつきやすくて掃除がしにくいので困りものです。

後からor賃貸で壁掛けにしたい場合

建築後や賃貸でも壁掛けは可能です。大きく分けて3つの方法があります。

専門業者にやってもらう
ホッチキスで止められる壁掛け金具を使用する
ディアウォールやラブリコを使用する

おすすめは専門業者にやってもらうです。壁掛けテレビは施工法が重要です。正しい位置に正しい方法で取り付けないと地震でや経年劣化で落下する危険があるからです。

専門業者にやってもらう

後から壁掛けにしたい場合に最もおすすめな選択です。プロが施工してくれるので強度や見た目(配線隠し)も丁寧に仕上げてもらえます。

壁掛けテレビの専門店エース・オブ・パーツさんは壁掛け金具や施工を扱っている専門店です。エコカラットフロートボード(壁付けのテレビ台)、配線を隠す処理も一緒にやってもらえます。

HPでテレビのメーカーと型番を入力すると適合する壁掛け金具を教えてくれます。壁掛けテレビの工事写真の撮影OKであれば期間限定で10%割引となっています。


ホチキスで止められる壁掛け金具を使用する

「壁美人」という特許技術を使用した壁掛け金具です。なんとホッチキスで壁掛け金具を固定します。


石膏ボードの壁に対して利用可能で、傷もほぼつかないため賃貸でも使えます。震度7の耐震検査もクリアしており、固定力はかなりしっかりしていることがわかります。

ディアウォールやラブリコを使用する

これは壁ではなく2×4材(38mm×89mm)という木材を天井に突っ張ってそこに壁掛け金具を取り付ける方法です。

イメージ図としてはこのようになります。

ディアウォール


2×4材はホームセンターで安く(1000円台)簡単に手に入るメジャーな木材です。数10円でカットしてもらえます。

壁掛けテレビとエコカラットを組み合わせてオシャレ度アップ!

壁掛けテレビとエコカラット

壁掛けテレビとエコカラットはセットでする人が多いです。何と言っても見た目がおしゃれです!そして脱臭作用もあるのでリビングダイニングでごはんやペットのにおいがある空間にはぴったりです。私は”ビンテージオーク”を貼っています。

エコカラットを貼る時の注意点

壁掛けテレビとエコカラットは

壁掛け金具はエコカラットの上から取り付けられません。金具のサイズ+αはエコカラットを貼らないようにします。

コンセントの位置も考えておく必要があります。金具のそばにしておくと配線が短くてすみます。テレビを壁掛けにしたときに、コンセントやエコカラットがない部分が隠れるようにしておきましょう。見えてしまうとおしゃれ度が下がってしまいます。

後からエコカラットを施工する場合は、専門業者にお願いするのが良いです。トイレとダイニングに3枚だけDIYで貼った経験がありますが、その3枚ですら手間と時間のかかる作業でした。

壁一面に貼るならさらに手間のかかる作業になります。もう2度とやりたくないので、次やるなら専門業者にお願いします。

エコカラットのDIYが難しい理由
エコカラットはかなり割れやすい
・貼るときに壁紙をはがさないといけない
・水平に貼るのが難しい

かなり割れやすいので注意が必要です。床にそぉーっと置く必要があります。私はうっかり踏んで割ってしまいました。それほど体重はかかっていなかったのですがあっさり割れました。

壁紙は剥がさない人もいるようですが、剥がして石膏ボードに直接張貼ったほうが良いです。リクシル公式HPにもそう書かれています。

水平に貼るのが難しいので、レーザー墨出し器を使って水平線を引いて貼りました。接着剤は強力で一度付けてから剥がそうとすると割れるので一発勝負です。

壁掛けテレビの専門店エース・オブ・パーツさんは壁掛け金具の専門業者で取り付け工事も行っています。
・壁掛け金具の販売と取り付け
・壁掛けテレビとエコカラットの取り付け


HPでテレビのメーカーと型番を入力すると適合する壁掛け金具を教えてくれます。壁掛けテレビの工事写真の撮影OKであれば期間限定10%割引となっています。

まとめ→メリットの方が多い

結果として壁掛けテレビは大満足でした!レコーダー無しでテレビのみの方はテレビ台が不要になるので、掃除機がかけやすいです。

すでに建築済みの方でもやり方はあるので、壁掛けテレビをおすすめします。

壁掛けテレビの高さの決め方についての記事です。
壁掛けテレビの高さはどうやって決めればいい?

テレビ裏にLEDテープライトを貼ると間接照明でおしゃれになります。壁掛けテレビとセットでするのがおすすめです。

テレビの裏にLEDテープライトを貼っておしゃれな間接照明にする方法
LEDテープライトをテレビの裏に貼ると画面が見やすくなり、見た目もおしゃれになりました。夜に照明を落としたときが特に効果を発揮します。安いものなら千円台で購入できるので、導入がしやすかったです。調光調色できるものもあるので、お部屋のアクセントにも良いと思います。


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