今回は私が使用しているSonic Research のチューナーST-300のレビューです。
4年使ってみて良かった点やイマイチだった点を書いていきます。
結論としては満足しているアイテムで、ずっと愛用しているチューナーです。
ストロボチューナーに興味のある方は必見です。
ST-300の外観&使い方
操作はとても簡単で、フットスイッチを押すとONになります。INにシールドがささっていないときはONになりません。
MODEボタンを押すとチューニングモード(6種類)が切り替えられます。
CHRM、GUIT、BASS、CST1、CST2、CST3
カスタムチューニングが3種類登録できます。
電源アダプターとUSBのコネクターが付いています。電源コネクターの穴は2つありますが、アダプターはどちらに接続しても動作します。USBはPCと接続用です。
電源使用時にデイジーチェーン接続(複数機器を連続してつなぐ)もできるので、電源コネクターが2つあります。
良かった点
ストロボで反応が早い
通常の針タイプのチューナーと違って一瞬で反応するので、素速くチューニングができます。
今までデジタルの針タイプを使っていたのですが、この速さに慣れてしまうともう針タイプには戻れません。
光のリングの回転方向がチューニングの高低を表していてわかりやすいです。回転が早いとチューニングがかなりずれています。
LEDが明るくて暗闇でも見やすい
ステージ上の暗闇でも視認性は良いです。
明るくて飛んでしまっていますが、弦の番号もしっかり見えます。
カスタム・チューニングが3つまで登録できて、PC上のアプリで編集可能
PCとUSB接続してST-300 Editorというアプリを使用するとPC上でカスタムチューニングを編集できます。
画像のDownloadを押すと現在登録されているチューニングが確認できます。編集してUploadを押すとST-300に上書きされます。
この機能がとても便利で気に入っています。以前使用していたPITCH BLACK+は入力を本体で行わなければならずとても面倒だったからです。
画像のように各弦ごとのチューニングをテキスト入力するだけです。私は下記のように割り当てています。
高精度(±0.02cent)でバズフェイトンチューニングにも対応
高精度なのでこのチューナーでばっちり合わせたときの和音はとてもきれいに響きます。
バズフェイトンチューニングは通常のチューニングから1-2centずらしてチューニングします。そのためこの1-2centを上回る高精度のチューナーが必要になります。
ST-300は±0.02centと高精度です。
バズフェイトンチューニングにも問題なく対応できます。
昔はKORGのDT-7が定番でしたが、精度が±1centしかないので、バズフェイトンチューニングをするには精度が不足しています。
バズフェイトンチューニングに関する記事はこちら。
バズフェイトンチューニングとは?最適なチューナーは?
イマイチだった点
電池交換にドライバーが必要
裏蓋はネジで止まっているので電池交換にはドライバーが必要です。エフェクターボードに組み込んでアダプターで使用する場合は、特にデメリットにはなりません。
アルカリ電池で12時間持つので、電池持ちとしては十分です。
思いつくイマイチポイントはこれくらいしかありませんでした。
ST-300まとめ→早くて正確でバズフェイトンユーザーにはおすすめ!!
・暗闇でも視認性が良い
・バズフェイトンチューニングに対応
・カスタムチューニングが3つ登録できる
日常練習にも適しているコンパクトで高精度なチューナーです。
きっちり合わせるように持っておいて損はないチューナーだと思います。
私も4年以上愛用しているチューナーです。
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