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電研精機のノイズカットトランスをオーディオ機器に使用したレビュー|ノイズが激減!

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ノイズカットトランスは電研精機の商標です。オーディオメーカーの機器ではないのでネット上のレビューも少ないですよね。私も購入するときに情報がなくて苦労しました。購入前には色々な疑問があると思います。

・音質はどうなの?
・うなりなどの弊害は?
・オーディオ用に使えるの?

この記事では実際に使ってみたレビューを書いています。

オーディオは電源からといわれるくらい電源はかなり重要な機器です。最上流なのでここをミスすると全体に影響が出てしまいます。

2年前にノイズカットトランスを購入して今でも愛用しています。今はこれなしでオーディオは考えられなくなりました。

オーディオメーカーの電源機器はかなり高価で30万~という世界です。普通にいいアンプが買えてしまいます。電研精機のノイズカットトランスは約4万円から購入できます。それで音質アップになるのですからコスパは最高ですよね。

この記事ではノイズカットトランスの音質や使用感についてレビューしています。この記事を読めばノイズカットトランスのメリット・デメリットがわかります。

電研精機のノイズカットトランスは種類が多いので、選び方についても解説しています。

私が購入したのは電研精機のNCT-I1というノイズカットトランスです。200V→100Vの降圧とノイズカット機能を持ちます。

ノイズカットトランス

ノイズカットトランスの選び方

種類がたくさんあるので、選び方についてはこちらの記事にまとめました。オーディオ用ならNCT-Iシリーズがおすすめです。

電研精機のノイズカットトランスはオーディオ用ならNCT-Iシリーズがおすすめ!
電研精機のノイズカットトランスを導入して音質がかなり向上しました。種類がたくさんあるので、それぞれの仕様のまとめを作りました。

メーカーに電話したところオーディオ用途であればNCT-Iシリーズがおすすめとのことでした。200V対応がNCT-I1だけなのでそれを使っています。

100VであればNCT-I3がおすすめです。電源プラグを取り付けたりする手間が不要ですぐに使用できます。AmazonはNCT-I1しか取り扱いがありませんが、楽天とYahooショッピングならあります。

トランスは熱を持つので放熱対策をした

トランスは使用時に熱を持ちます。買ったのが春だったので、結構熱を持つなと感じました。A級アンプほどの熱さはないですが、カーペット直置きは気になったので放熱対策をすることにしました。

ちなみに冬はほんのり温かいくらいで気になりません。

放熱対策
トランス下の模式図


ノイズカットトランスを浮かせる
アルミ板で浮かせる

アルミは伝熱性が良い&床から浮かせることで放熱性をUPしています。袋ナットをつけているのはインシュレーター代わりです。ノイズカットトランス本体の四隅にネジ穴が空いています。

トランスより一回り大きいアルミ板で放熱面積を広げています。アルミ板を触るとほんのり温かいので、放熱に貢献しているのがわかります。

ここまでしなくてもアルミ板に置くだけでも放熱効果が得られます。

8時間つけっぱなしにした時の温度です。

アイソレーショントランスの温度36.8度

室温27.6度に対して36.8℃でした。体温くらいですね。A級アンプは50℃を余裕で超えるのでそれに比べたら大した温度ではありません。

次はヒートシンク代わりにしているアルミ板の温度です。

32℃になっており室温よりは高いです。トランスからアルミ板に熱が移動しているのがわかります。放熱板としての効果はありました。

本体も小型で体温くらいなのでA級アンプのように部屋の温度を上げるほどの影響はありません。

ノイズカットトランス音質レビュー|かなり良い方向に変わった

肝心の音質についてですが、かなり変わりました。なんでもっと早くやらなかったのかと後悔したぐらいに変わりました。一聴してわかる変化です。

音が前に飛んでくるようなパワフルな音になりました。背景も静かで音が立っていて高S/Nです。音だけが空間に浮かんでるのがはっきりわかります。

これが200V&ノイズカットトランスの効果かと驚きました。以前はコンセント(専用回路:100V)から直接とっていました。これだけでも音質面ではプラスですが、さらに上のステージに到達できました。

もともと200V自体がバランス伝送というノイズに強い方式をとっており、更にノイズカットの効果をプラスできているからです。

環境の変化としては下記の2つの要因があります。

・200V→100Vのダウントランス効果
・ノイズカットトランスのノイズカット効果

2つの効果が音質アップに貢献してくれています。

オーディオは電源からといいますが、その通りだと思いました。特に10万以上の機器をお持ちの方は違いを実感しやすいはずです。

しかもオーディオメーカーから出ているパワーサプライと比べると1/5以下という安さです。

そもそもオーディオマニアに向けて作っている製品じゃないからでしょう。200Vや専用回路等の電源についてはこちらの記事で詳しく書いています。

ノイズはどれくらい減ったのか検証

EntechのNoise Analyzerを使って、ノイズがどれくらい減らせているのか検証しました。ノイズ対策がされていないコンセントで数値を100に合わせます。それから比較したいコンセントに接続すると、相対的なノイズ量がわかります。

結果はこの表の通りでした。

機器の構成普通のコンセントノイズカットトランス
1008.3
ノイズを数値で比較

普通のコンセントの値を100にします。

普通のコンセント
普通のコンセント

ノイズカットトランスを接続したコンセントに接続します。

ノイズカットトランス
ノイズカットトランス

ノイズカットトランスは普通のコンセントとくらべて91.7%ノイズが減少しました。これだけノイズが減っていればスピーカーからの出音に影響が出るのも納得です。ノイズが減る→ノイズに隠れていた音が聞こえるということです。

ノイズカットトランスの弊害は特になかった

音質にはプラス作用が大きくこれといったマイナス作用が見当たりません。

音質以外の面ですがうなり音や匂い等の弊害はありませんでした。トランスによってはこういった現象があるようです。

Soulnote製品はトランスがうなりやすいといわれていますが、ノイズカットトランスにつないでいる私の環境ではうなっていません(DAC:D-1)。

他にはほんのり熱を持つくらいしかデメリットは見当たりませんでした。

まとめ 電源はオーディオの土台

マンションのコンセント→専用回路→200Vノイズカットトランス
の順番で使ってきましたが、最終段階でかなりのレベルアップを感じられました。

ノイズカットトランスを使ってから通常の電源コンセントはノイズが多かったのだと実感できました。
・電源環境を改善したい
・もう一段
音質アップをしたい

という方は一つ持っておいても損しない電源です。

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