今回は私が使用しているSonic Research のチューナーST-300のレビューです。
3年使ってみて良かった点やイマイチだった点を書いていきます。
結論としては満足しているアイテムで、3年間ずっと愛用しているチューナーになりました。
ストロボチューナーに興味のある方には参考になるはずです。
・ST-300の外観&使い方
・良かった点
1.ストロボで反応が早い
2.LEDが明るくて暗闇でも見やすい
3.カスタムチューニングが3つまで登録できて、PC上のアプリで編集可能
4.高精度(±0.02cent)でバズフェイトンチューニングにも対応
・イマイチだった点
1.電池交換はドライバーが必要
・ST-300まとめ

操作はとても簡単で、フットスイッチを押すとONになります。
INにシールドがささっていないときはONになりません。
MODEボタンを押すとチューニングモード(6種類)が切り替えられます。
CHRM、GUIT、BASS、CST1、CST2、CST3
カスタムチューニングが3種類登録できます。

電源アダプターとUSBのコネクターが付いています。
電源コネクターの穴は2つありますが、アダプターはどちらに接続しても動作します。
電源使用時にデイジーチェーン接続(複数機器を連続してつなぐ)もできるので、電源コネクターが2つあります。
1.ストロボで反応が早い
通常の針タイプのチューナーと違って一瞬で反応するので、素速くチューニングができます。
今までデジタルの針タイプを使っていたのですが、この速さに慣れてしまうともう針タイプには戻れなくなりました。
光のリングの回転方向がチューニングの高低を表していてわかりやすいです。回転が早いとチューニングがかなりずれています。
2.LEDが明るくて暗闇でも見やすい

ステージ上の暗闇でも視認性は良いです。
明るくて飛んでしまっていますが、弦の番号もしっかり見えます。
3.カスタムチューニングが3つまで登録できて、PC上のアプリで編集可能

ST-300 Editorというアプリを使用するとPC上でカスタムチューニングを編集できます。
この機能が便利でとても気に入っています。
以前使用していたチューナーは入力を本体で行わなければならずとても面倒だったからです。
画像のように各弦ごとのチューニングをテキスト入力するだけです。
私は下記のように割り当てています。
CST1:バズフェイトンチューニング
CST2:Drop D
CST3:バズフェイトンのオクターブチューニング
4.高精度(±0.02cent)でバズフェイトンチューニングにも対応
高精度なのでこのチューナーでばっちり合わせたときの和音は素晴らしくきれいに響きます。
バズフェイトンチューニングは通常のチューニングから1-2centずらしてチューニングします。
そのためこの1-2centを上回る高精度のチューナーが必要になります。
ST-300は±0.02centと高精度です。
バズフェイトンチューニングにも問題なく対応できます。
昔はKORGのDT-7が定番でしたが、あれは精度が±1centしかないので、バズフェイトンチューニングをするには精度が不足しています。
関連記事

1.電池交換はドライバーが必要

裏蓋はネジで止まっているので電池交換にはドライバーが必要です。
エフェクターボードに組み込んでアダプターで使用する場合は、特にデメリットにはなりません。
アルカリ電池で12時間持つので、電池持ちとしては十分です。
思いつくイマイチポイントはこれくらいしかありませんでした。
ST-300まとめ
・暗闇でも視認性が良い
・バズフェイトンチューニングに対応
・カスタムチューニングが3つ登録できる
日常使用にも適しているコンパクトで高精度なチューナーです。
きっちり合わせるように持っておいて損はないチューナーだと思います。
私も3年以上愛用しているチューナーです。
コメント