KemperのエクスプレッションペダルとしてXVP-20を使い始めて1年半ほど経ちました。とても使いやすいペダルで気に入っているので、使用感についてレビューしたいと思います。
ちなみにベビーメタル等で有名な大村孝佳さんも使っているようです(HPの機材紹介に載ってました)。
エクスプレッションペダルとボリュームペダルと両方使えるのがいいですね。
外観とスペック
ペダル表面はラバー加工されており滑りにくくなっています。
裏面も前後にラバー加工されており、踏み込んだ時にペダルの滑りを防止してくれます。重さも1.3kgとそこそこ重いので、簡単には滑りません。
裏面の説明にある通り、下の写真のネジを調整するとフットボードの動作する重さ(トルク)を変更できます。踏み込みに必要な力を重くしたり軽くしたり調整できます。
次はケーブルの接続部分です。
MIN VOL | 最小ボリューム。 ペダルをかかと側にしたときのボリュームを調整できます。 かかと側にした時も音を出したい場合は、ここを調整します。 |
EXPRESSION | エクスプレッションペダルの接続 |
INPUT | ボリュームペダルとして使う場合のINPUT(2系統)1と2がそれぞれ対応 |
OUTPUT | ボリュームペダルとして使う場合のOUTPUT(2系統)1と2がそれぞれ対応 |
ここで気をつける点があります。エクスプレッションペダルとして使う場合、通常のシールドケーブル(モノラル)ではなく、付属の専用ケーブル(ステレオ)を使用します。
スペックは下記表にまとめました。
入力インピーダンス | 50KΩ~100KΩ |
外形寸法 | 90(W)×268(D)×62(H)mm |
重さ | 1.3kg |
ローインピーダンスのペダルになります。ペダルサイズとしても標準的です。本体重量も踏み込みでずれない適度な重さです。
ボリュームペダルとして使う場合
数値的にローインピーダンスになります。そのため、接続位置としてはエフェクターの直後やセンドリターンが推奨されます。
ギターの直後に使いたい場合は、ハイインピーダンスペダルが推奨されます。
どっちでも使えるペダルがあればいいのに。。という方にはこちらが便利です。私もKemperを使うまではこれをずっと使っていました。
このペダルは電源が必要なアクティブタイプのボリュームペダルです。そのためギターの直後やエフェクターの直後等どこでも接続できます。
ゲインコントロールもできます。アクティブタイプなので、音痩せがないのが気にっていたポイントです。パッシブのボリュームペダルはどうしても、音痩せやハイ落ちが気になりますよね。このペダルはそのあたりのデメリットがありません。
ボリュームペダルを一つ選ぶならこれだけで十分です(XVP-20よりこっちのほうが良い)。
買ってよかったこと→Kemperで3役こなせる!
お気に入りポイントです。
・適度な重量感と滑り止めのおかげでペダルが滑りにくい
・Kemperならこれ一つでボリュームペダル、ワウ、ピッチシフターを兼用できる
惜しいポイントはこれくらいでした。
できればKemperとギターの間には何もつなぎたくないですよね。
KORG XVP-20の紹介でした。エクスプレッションペダルとして使用するとボリュームペダル、ワウ、ピッチシフターの3役を兼用できるなんてすごい便利ですよね。
この記事ではその機能について書いています。
アナログアンプならペダルが3つも必要になるので、コスパがかなりいいですね。
Kemperを持っているならエクスプレッションペダルは一つ持っておいて損はないアイテムだと思います。
さらにKemperの音質アップを目指すならCONISISのバッファーが効果的です。音が太くなり、ツヤ感がアップします。CONISISのバッファーはベビーメタル等で有名な大村孝佳さんも使用しています。
3年使用しており、レビュー記事を書いています。今や外すことのできない機材です。外すと物足りなさを感じてしまいます。
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