KemperはOUTPUT端子が3つもあるので、ミキサーやオーディオインターフェイスと接続するときにどの端子を使えばいいのかわからなくなりますよね。
この記事ではミキサーやオーディオインターフェイスに接続する方法について書いています。
また接続方法によっては設定変更が必要になるため、その点についても書いています。
MAIN OUTPUTに接続
3種類のOUTPUT端子があります。
・MONITOR OUTPUT
・DIRECT OUTPUT/SEND
オーディオインターフェイスやPAのミキサーに接続するにはMAIN OUTPUTを使用します。
・アンプ
・キャビネット
・エフェクト
等のリグ内に含まれるものがすべて出力されます。
なのでこの端子からパワーアンプに繋いでしまうとキャビネットの2重がけになるのでやめましょう。
接続端子は2種類あります。
右側の端子:TS アンバランス接続(TSプラグ、普通のシールドケーブルです)
この端子とオーディオインターフェイス等のインプット端子を接続してください。
オーディオインターフェイスと接続する場合は、Hi-Zではない端子に接続しましょう。これはギターなどのハイインピーダンス機器を接続するための端子です。
モノラル接続に必要な設定(ステレオ接続は設定不要)
初期設定はステレオでアウトプットされるようになっています。ディレイやリバーブをステレオでかけたい場合はRIGHTとLEFTの両方接続しましょう。
モノラルに変更する場合は設定が必要です。
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③Main Outputの下のノブを回してMaster Monoに変更
④Main Out -12dB(必須ではない)
設定によって出力される音が変わります。
Master Stereo | すべてのモジュール(エフェクト、キャビ類)を通過した音をステレオ出力。 これが初期設定。 |
Master Mono | Master Stereoと同じ内容をモノラル出力します。 |
Master Left | Master Stereoの左chだけ出力されます。 Master Monoとの違い:左chだけなのでエフェクトをステレオでかけていると、音が薄くなります。 |
Master Monoを選ぶとL,R共に同じ音がモノラル出力されるので、このどちらかをオーディオインターフェイス等に接続します。
④Main Out -12dBについては、接続先のオーディオインターフェイスの入力レベルに対してKemperの出力が大きすぎる時に使用します。
オーディオインターフェイスの入力メーターを見て、振り切ってしまっているならチェックを入れましょう。
さらにKemperの音質アップを目指すならCONISISのバッファーが効果的です。音が太くなり、ツヤ感がアップします。CONISISのバッファーはベビーメタル等で有名な大村孝佳さんも使用しています。
3年使用しており、レビュー記事を書いています。今や外すことのできない機材です。外すと物足りなさを感じてしまいます。
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